ナチュラルライフ ＴＡＫＩＴＡＲＯは、自然を暮らしのあらゆる場面で取り入れた生活スタイルをプロデュースするショップです

外観

明るい外壁のアメリカン調な雰囲気のある音楽院邸。
駐車スペースを舗装したいとのことで、ご依頼いただきました。

工事開始

駐車スペース整地のために、重機が入りました。
出入り口にあるブロックと敷きレンガの部分は施主様家族でDIYされたものです。「難しかった。解体撤去して素敵にして欲しい」とのことでしたが、せっかくご家族で協力して作ったアプローチですから、記念にこのまま生かして素敵に仕上げさせていただこうと提案させていただきました

整地

既存の埋設コンクリートが出土しました。余計な作業が増えてしまうので、このまま埋めて上手い具合に工事を進めるのが世の中の常識なのでしょうが、僕はイメージしたデザインが崩れるのを嫌います。なので、職人さんには頑張って撤去してもらいました

地固め

余分な土を撤去して、再生砕石砂利を入れて、タンパで突き固めました

天然石板

無機質なコンクリートに自然な雰囲気を持たせるのと、駐車向きの目印に、天然石板を並べました。使用したのはヨークシャーストーンです。イギリスのヨークシャーに産する砂岩ですが、同じような石はインド産が広く流通しています

ラスメタル

ラスメタルの上にモルタルを盛り、レベルと同じ高さに石板を設置しました。本当は10mmくらい上に出したかったのですが、ハイヒールを履いたお客様でも安全に歩行出来る方が良いとのことでしたので、雰囲気よりも安全優先にしました

コンクリート打設

コンクリートを流し入れて養生中です
犬や猫の足跡が付いたら面白いのですが、何事も起きませんでした（笑

植栽開始

コンクリートが乾いたら、いよいよ植栽です。三毳石と斑入りヤブランを配して

アプローチ

施主様ご家族がブロックと敷きレンガを並べた思い出のDIYは、形を残しブロックの上からフランス漆喰を塗りました。慣れない手でDIYしたのでしょう、モルタルの目地がはみ出ていたレンガはグラインダーで削って綺麗にしました

コンクリート目地

広い面積のコンクリートを打つ時は、亀裂が入るのを防止するために、ある程度の間隔で目地を入れます。通常はゴムを入れたりするのですが、通常の目地よりも広く幅を取り、そこにセダム系の多肉植物を植えました。「育たないよ」と左官業者さんに反対されましたが、僕の考えを押し通しました（笑

ミニロック積み

エコキュートやエアコンなどの室外機が設置されている変形のデッドスペースは、隅々までアメリカ デュポン社のザバーン防草シートを敷いて、手前は三毳石を並べて植栽しました

アプローチのタイム

アプローチの両サイドにはタイムを植えました。シルバータイム、クリーピングタイム・フォクスリータイムなど葉色をカラフルに配植しました

完成

車と車の間の邪魔にならないポイントにコニファーも植えました。ディクルートスパイアーは広がらない品種です。

全景

ついに完成しました♪

数日経過して

植栽も落ち着いてきました

水場

デッドスペースの建物側には、湿気を避けて植栽せずに、化粧砂利仕上げとしました。洋風ガーデンの定番イエローストーンです。
立水栓のところにはテラコッタ鉢のローボウルをシンクにして、水ハネを抑えるためにピンク系の化粧砂利を入れました

１年後

施工した現場がどのようになったか、不定期に訪れてチェックしています。
問題は特にありませんでした♪

多肉ちゃん

コニファーの根締めに植えたセダムは可愛くこんもりと増殖していました♪
アルブムやモリムラマンネングサなどの仲間です

タイムの花

シルバータイムの花が開花していました♪

シランの花

デッドスペースの植栽コーナーも、シランの花が咲きました♪

自動的に高さが揃う

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