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最初のコンタクト2015年10月20日
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施主様邸。ダグラスファーのダイナミックなハンドカットログが目を引きます。
カナダから部材と現地のログビルダーを連れてきて建てたものだそう。
築25年のオールドログハウス
長い時を刻んだ物語の雰囲気を醸し出しています
今回は既存の掃き出し窓をもっと大きな掃き出し窓にしたいとの事です。ここをもっと広く開口して欲しいと依頼を受けました
外部に設置したウッドデッキからの雨の跳ね返りの影響もあり、ログエンドが腐食してしまっています。ここを補修して欲しいと依頼を受けました
大工さんが既存サッシを取り外して、僕の出番です。チェンソーを用いてログを切断していくのですが、ログを固定する通しボルトを取ってしまわないように場所を確認してから一気に切断しました
ログをカットしたら、建具枠を取り付けるために、切断横の丸太を平らにする必要があります。通常は緩やかなカーブを描いたスカーフカットを施すのですが、一旦組みあがったログをスカーフカットするのに、丸太の出っ張りが邪魔をしてチェンソーのバーをラインに入れる事が出来ません。ブラッシングで削っていく方法で対処出来るのですが、僕はなるべく元々のログに入れられた加工デザインをそのまま壊す事なく忠実に再現させたかったので、湾曲では無く、オリジナルの直線で角度が変わるカットをなんとか再現して加工しました
横に拡張を終えると、次は上にも拡張の必要がありました。上部の半割りログも切り落としまして、キーウェイを取り付けるための溝と電気配線を通すための溝をを彫りましたが、通しボルトが近く、少しだけにしました。グラインダーで表面を均して、この箇所の担当工事は大工さんにバトンタッチです
屋根無しデッキに接するログは、雨の跳ね返りをよく受けますので、どうしても傷みが激しいです。幸いにもノッチの芯まではどうにか侵食されていませんでしたので、部分補修にしました。ダグラスファーの丸太を取り寄せて、削って失った部分に合わせて補修パーツを削り出し、ボンドを塗ってログに下からビス止めしました。チェンソーで周りのログ形状に合わせて削り整えて、サンダーをかけて少しでも違和感を無くします
貼り合わせた部分から雨水が浸水しないように、パーマチンクを充填しました。ビス穴も埋めました。クラック(ひび割れ)部分も同様に埋めました
他のログエンド部分も同様に傷んでいたので、補修しました
防腐剤をたっぷり吸わせてから、ドイツのオスモカラー ワンコートオンリーのオーク色を塗りました。環境に優しい天然材料を使った自然塗料系であるにもかかわらず、高い塗膜耐久性能を誇ります
既存のウッドデッキも傷んで解体するという事だったので、作業にあたって汚れても特に養生の必要はありませんでした。
ここで僕の担当は終わりました
その後、僕の関わった部分が問題ないかどうかチェックしに行きました。真新しいサッシが無事に取り付けられていました
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